~あわくら歴史街道~ H11.10 | |
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長尾の通称四分一の道路脇に「略孝子八右衛門伝」の碑があります。八右衛門は、長尾村の人で、家が大変貧しかったので、幼少の頃より暮らしを支えるため奉公人として働いていました。ある時急に母が半身不随となり、二年余りの看護の甲斐なく亡くなりました。この後父も難病に倒れ、寝食を忘れて看病し、甲斐あって、父は次第に快癒し、百歳近くまで長生きをしました。 後年、領主の土浦藩主土屋能登守がこの善行を称え、建てられたのがこの顕彰碑です。 この碑の場合は、かつての因幡街道一里塚の跡で、文政十年(1827年)長尾村の人たちが、村中や道中の安全祈願のために建立した地蔵尊が、今も優しく見守っています。 |
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