1. 西粟倉発電所
村の小水力発電所は280kwの出力で、1966年から発電を開始しています。発電所より2km上流の吉井川及び大海里川から取水していて、約1.8kmの水路を通りヘッドタンクに貯水した後、落差約69mの水の力により発電しています。
発電開始から48年を経過し、老朽化が進行しているため、発電設備や水路などを対象に大規模な改修工事を行っています。
村が主体となり、平成24年度に実施設計を行い、平成25年度中に工事を完了し、平成26年6月から運用を開始します。この大改修により出力は293kwとなり、平成26年1月には、再生可能エネルギー発電設備の認定を受けました。
国内で小水力発電所の大規模改修による再生可能エネルギー発電設備の認定はまだまだ遅れており、西粟倉小水力発電所の取得は今後の小水力発電所の大規模改修による設備認定取得のモデルとなります。
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