長尾のツクバネガシ

~あわくら歴史街道~ H12.7
隠れた銘木長尾のツクバネガシ
ツクバネガシの写真  長尾地内の天王山という地に、樹齢250年とも言われるツクバネガシの木があります。樹高13m、目通り3mもある老木です。
昔、この地に柴尾神社と呼ばれる神社がありました。享保年間(1716年頃)、姫路の広峰神社から勧請してきたそうで、4m×2.4mもある大きな本殿を持った立派な神社であったようです。柴尾神社は、大正3年にあわくら神社に合祀されましたが、境内のツクバネガシの大木が往時の様子をうかがわせています。
その後も木の側に残された土俵で、子供のころ相撲を取ったという人もおられるはずです。以前に伐採してしまうという話もあったそうですが、地元の強い要望で残されたそうです。
この木は平成11年度、東美作路名木百選に選定されました。
 
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