12.ひとり親家庭のために

① 手当

 

児童扶養手当

父または母がいないか、あるいは父または母に重度の障がいがある場合、18歳以下(18歳到達の年度末日まで)の子どもまたは一定の障がいのある20歳未満の子どもを養育している方に手当を支給します。

 

〇支給月額                     

 ・全部支給 43,160円                    (R3.4月から)

 ・一部支給 43,150~10,180円(10円刻みで設定)  (R3.4月から)

 ・第2子加算 全部支給 10,190円 一部支給 10,180円~5,100円

 ・第3子以降加算 1人につき 全部支給 6,110円 一部支給 6,100円~3,060円

 

〇支払時期

 1月、3月、5月、7月、9月、11月に年間6回支払い月の前月までの分が指定した金融機関の口座に振り込まれます。

 ※所得制限があります。詳しくは保健福祉課へご連絡ください。

 

〇認定請求に必要なもの

 ・認定請求書(所定の用紙は保健福祉課にあります)

 ・養育費に関する申告書

 ・戸籍謄本

 (離婚の記載と児童の名前の入っているもの。母または父と児童生徒等の戸籍が別々の場合には、それぞれ1通づつ必要)

 ・世帯全員の住民票

  ※請求者の両親等親族と同居の場合で、住民票の世帯を分けている場合は、

   両親等世帯を分けている方の世帯全員の住民票が必要

 ・前住所地での課税証明書(請求する年に転入した場合のみ必要)

 ・請求者名義の預金通帳           

 ・年金手帳

 

【問い合わせ先】 保健福祉課 ☎79-2233

 

 

 

 



                         

②助成など

 

ひとり親家庭等医療費公費負担制度

ひとり親家庭等の方が病気やけがで医療機関にかかった場合(入院・通院・調剤)医療費の自己負担額(保険診療分のみ)から一部負担金を控除した額を助成します。

 

〇対象

 ・ひとり親家庭の親(※1)及び児童生徒等(※2)

 ・父母のない児童生徒等及びその児童生徒等を養育している配偶者のない方

  (※1)配偶者と離別または死別している方の他、配偶者が生死不明、

      または障害により労働能力を失っている方などを含みます。

  (※2)18歳未満または高等学校、専門学校等に在学し、翌年3月31日までに18~20歳になる方

   ※ただし、申請者の世帯が以下の条件に該当する場合は対象となりません。

    ・前年に課税を課せられている世帯

    ・生活保護を受けられている世帯

 

〇助成内容

・通院にかかる医療費の1割相当額(所得状況により月額1,000円または2,000円)を超える額を助成

・入院にかかる医療費の1割相当額(所得状況により月額6,000円または12,000円)を超える額を助成

 ※いずれも食事療養分を除く。

 

〇資格申請に必要なもの

・印鑑 

・世帯員全員の保険証 

・高等学校、専門学校等に在学している生徒等は、学生証等在学が証明できるもの

・市町村民税・県民税課税証明書(1月1日時点で西粟倉村に住民票がない場合)

 

〇助成の方法

・医療機関の窓口で受給資格証を保険証と同時に掲示することにより支払金額が負担限度額までとなります。

 同一月内に複数の医療機関を受診され、支払金額が負担限度額を超えた場合は、超過分は申請により給付します。

 (給付申請書は2~3ヶ月後に送付します)

・岡山県外の医療機関を受診された際などは、受給資格証が使えない場合は

 窓口で医療保険上の負担金額を支払っていただき、差額については申請により給付します。

 

〇給付申請に必要なもの

・給付申請書(所定の用紙は保健福祉課にあります) 

・医療機関等の領収書 

・振込金融機関の通帳

※留意点

 ・受給資格証は、認定後送付します。

 ・受給資格証は、岡山県内の医療機関でのみ使用できます。

 ・学生証等を掲示されない児童生徒等及び保護者の受給資格は、

  児童生徒等の18歳の誕生日前日までが有効期限となります。

 ・中学生以下の児童については、小児医療費公費制度をご利用ください。

【問い合わせ先】 保健福祉課 ☎79-2233

 

 

就学援助

小中学校に通う子どもがいる生活保護受給者及び同程度に困窮している方に、学校でかかる費用(給食・学用品・修学旅行費等)の援助があります。

【問い合わせ先】 西粟倉村教育委員会 ☎79-2216

 



 

 

③貸付やその他の制度

 

母子寡婦福祉資金

経済的に自立し、安定した生活を送るために必要な資金(修学、就学支度、引っ越し、就職支度、医療介護ほか)を借りることができます。

※連帯保証人、貸付限度額や利子等については、資金の種類によって異なります。

〇貸し付け要件があります。

※収入状況により貸付けできない場合があります。

 

 

JR通勤定期乗車券割引制度

※購入前に保健福祉課への事前相談が必要です。

児童扶養手当の受給世帯の方がJRの通勤定期券を購入する場合に、定期代が3割引になる制度です。

 

 



 

④相談

ひとり親家庭の方の就職の相談、働くために必要な技能や知識を身につけるための相談、地域の企業の雇用情報提供などを行っています。

〇相談時間 毎週月曜日~金曜日(祝祭日除く)8:30~17:00

【問い合わせ先】 保健福祉課  ☎79-2233